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スズキ「スペーシア」で反撃!!

軽自動車大手のスズキは2月、新型軽自動車「スペーシア」を3月15日から販売すると発表した。スペーシアは車高を1.7メートル以上と高くして車内空間を広く取ったタイプの軽ワゴン車。もともとは「パレット」で展開していた車種の後継モデルという位置づけだ。
「タント」や「N BOX」の後塵拝する
パレットはこのカテゴリの草分けで根強い人気を誇るダイハツ「タント」や、最後発ながら大ヒットを続けるホンダ「N BOX(エヌボックス)」の前に苦戦していた。モデルチェンジを機に車名も変更し、追撃に臨む。
このクラスの最大のセールスポイントは何と言っても車内空間の広さ。その広さを印象づけるために「スペーシア」というブランドが採用された。
開発を担当した熊谷義彦・四輪技術本部第一カーライン長は、「パレット購入者の間では満足度も高いが、競合車種と並べて比較した場合に、外観なども含めて広さ感が劣っていた」と競合に後れを取っていた要因を分析する。今回は、ホイールベース(前後の車輪間隔)を伸ばしてクラス最長の室内長を確保したほか、左右ピラー(窓柱)の上部間隔も広げた。さらに、ダッシュボードの高さを下げるとともに、手前への張り出しも減らして、車内空間の広さを追求した。
ターゲットとして狙うのは、赤ちゃんから小さな子どものいるファミリー層だ。熊谷氏は「パレットは比較的大きな子どものいる層が中心で、小さな子どものいる層を取り込めきれていなかった。このクラスのワゴンが、ファミリー層のファーストカーとして、10年程度使われることを考えると、小さな子どものいるファミリーに訴求する必要がある。そのために、(購買決定権を握る)子育てする女性の不便の解消に力を入れた」と語る。
子育て層の不満を解消
開発に着手するに当たっては、軽自動車を利用する子育て中の女性社員を中心に約80人を募り、使い方や不満点を洗い出した。技術陣や営業部隊の女性の意見も積極的に採り入れながら開発を進めたという。
スペーシアでは、子育て女性にアピールする機能の充実に努めているが、熊谷氏が「子育て中は、ティッシュや飲料ボトルといった小物類などものがたくさん必要。ファミリー層ではそれらの収納に苦労しているのが分かった」と言うように、収納スペースの取り方はとりわけ力が入っている。
助手席側のモノ入れの上部には、何と、箱ティッシュをそのまま収納し、直接引き出して使える箱ティッシュホルダーを装備。さらに上位グレードでは、天井にまで箱ティッシュの収納スペースがある。ドアなどの車体側面部へもペットボトルや小物入れを豊富に設けた。これで、子どもを乗せるクルマにありがちな、ティッシュや小物が車内に散乱する状態を軽減できるというわけだ。
「メーカーごとに大きさなど微妙に違う箱ティッシュがちゃんと入って、しかも千切れたりせずに取り出せる形状を作るのは非常に難しかった」と熊谷氏。「開発のためにティッシュの山ができた」と笑う。
また、いずれも上位グレードの装備だが、後部窓には引き出し式の日除けを装備、日除けだけでなく子どもの着替え時などプライバシー保護にも配慮。後部スライドドアには触れるだけで開閉と施錠・解錠を行うスイッチを設け、子どもと荷物で両手が塞がっていても、簡単にドアの開閉ができるようになっている。
燃費性能では、ガソリン1リットル当たり29キロメートルと、タントの25キロ、N BOXの24.2キロを上回った。昨年投入した新型ワゴンRなどに採用したアイドリングストップ機能といった低燃費技術を採用、車体の軽量化も進めることで実現した。
ワゴンRは健闘するものの、他の車種が勢いを欠き軽のシェアをジリジリ落とし続けているスズキ。発表会の席上、鈴木修会長は「12年はダイハツにシェアをさらに離されたが、今年は追いつく勢いでやりたい」と力を込めた。
(東洋経済)
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