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ユニクロ、新作ボトムスが担う重責!!

厳しい寒さに対応した「ヒートテック」「ウルトラライトダウン」など機能性防寒着のヒットで、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の国内事業が堅調だ。ファーストリテイリングによれば今年度(2013年8月期)の既存店売上高は、13年1月までの5カ月間累計で前年同期比3.2%増。秋冬商戦は上々の仕上がりとなりそうだ。
一方、これから迎える13年春夏商戦もこの流れが続くかというと未知数である。ユニクロには昨シーズン、冬商戦で売り上げを伸ばしながらも春夏商戦で勢いを失ってしまった経験があるからだ。
昨年の春夏商戦は失速
昨年の春夏商戦では、吸湿・冷感インナー「サラファイン」と「シルキードライ」を世界ブランドとして「エアリズム」に統一。夏の重ね着提案などを行ったが、カットソーやシャツなどの投入を絞り込んだことにより春物を売り逃した機会ロスや、天候不順による夏物の立ち上がり後れなどが痛手となり、結局、通期でみると既存店は前年比0.5%減にとどまってしまった。
今シーズンも同じ轍を踏むワケにはいかない。その使命を背負って投入する13年春夏商品の第1弾が、2月下旬から大々的なキャンペーンとともに全国で発売される、高い伸縮性と細身のシルエットを特長とするボトムスだ。
今回の新作ボトムスは、2010年秋にレディスで発売し定番化した「レギンスパンツ」(1990円)、同商品を初めてメンズ向けに展開した「メンズレギンスジーンズ」(1990円)、12年秋冬発売で「ウルトラストレッチジーンズ」(3990円)の3種類。2月25日に開かれた発表会では、“Life Wear”というコンセプトが示された。
「いまはボディの時代。ヨガやエステなど体に投資をする人が多く、服はその上に着るもの」(滝沢直己デザインディレクター)。脚のラインがはっきり現れるボトムスを男女問わず訴求。2年前に新機軸商品として発売し、定番商品になるまで成長させた女性向けの「レギンスパンツ」を男性向けに初めて投入することになる。
色柄の拡充が最大のポイント
最大のポイントは色柄の拡充だ。「レギンスパンツ」は前年の29色を今シーズンは42色までに拡充、新発売の「メンズレギンスジーンズ」は17種類の色柄を取り揃える。「ウルトラストレッチジーンズ」もこれまでのインディゴカラーが軸の3色から、ピンクやライトグリーンなど今春トレンドのネオンカラーを加えた12色に拡充。機能性や素材、シルエットの変化を訴求するのではなく、豊富な色柄と成功商品のメンズラインへの展開で勝負をしていく。
色柄の拡充は、この秋冬商戦の「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」でも行った。特定の色柄に人気が偏り欠品するリスクはあるが、総じて成功している。すでに年明けから展開している「春物(レギンスパンツなど)の販売は好調」(猿谷哲也R&D部長)、「ウルトラストレッチジーンズ」もネット販売や一部店舗で在庫切れを起こすなど、順調な動きを見せている。男性向けの提案が成功すれば、ボトムス自体は堅調な動きとなりそうだ。
ユニクロは新作ボトムスに続けて、この春夏商戦には機能性インナー「エアリズム」など第2弾、第3弾の新商品を投入するとみられる。また、秋冬商戦で成功した平日にセールを展開する戦略も当面は続けていく方針だ。
春夏に減速してしまった前年の轍を踏まずに、主軸となる新しい戦略商品を軌道に乗せられるか。今回発表した新作ボトムスの売れ行きは、13年業績を占う試金石となる。
(東洋経済)
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