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ソフトバンクの大型買収、エリクソンにも利点!!

インタビューの冒頭、ハンスCEOは以下のように切り出した。
18年には世界人口の90%がモバイルブロードバンドへ
エリクソンのネットワークに関して、2012年末時点でモバイル加入数は63億を達成し、モバイルブロードバンド(現在主流の3GやLTE、WiMAXなどの各種無線通信サービス)の加入数も15億を達成することができた。この勢いは止まることはないだろう。エリクソンでは、18年にモバイル加入数が90億、モバイルブロードバンド加入数は65億に達すると見ている。全世界のモバイルユーザーうち、スマホ利用者は15~17%なので、利用者はまだ増加していくだろう。
自動車、船舶、物流、金融機関、サービスなど、どの業界を見ても、モバイルブロードバンドを用い、どうビジネスを改善させるかということに腐心している。18年には世界中の人口の90%がモバイルブロードバンドにアクセスできようになり、ヘルスケアや教育などが世界中に行き渡るようになるとみている。
つまり、今後も需要は広がっていく。取引先である携帯電話会社がどういった選択肢をとるかにもよるが、エリクソンも進化していかないといけない。エリクソンはネットワーク・モバイルインフラ業界において、シェアナンバーワンを維持していく。
ハンスCEOとの一問一答は以下のとおり。
――世界市場で、通信機器メーカーの競争環境はどのような状況か?
10年前なら、どの会社も同じポートフォリオで、戦略面も大きな違いはなかった。だが、競争環境は著しく変化してきた。現在の直接の競合は中国の企業だろう。サービスではIT企業、もしくはコンサルティング会社だ。エリクソンは、さまざまな市場に入り込んでいるため競争相手も多い。ただ、競争はあるのが自然だろう。
――ファーウェイ(華為技術)など、中国企業と異なる強みは?
アセットと戦略だ。戦略とは技術、サービス、スケールの3つ。技術やサービスではナンバーワンと言える。スケールでも世界180カ国で、大手通信企業と取引している。これは中国企業にない、大きな差別化要素だと思っている。
「LTEアドバンスト」にしっかり対応したい
――日本市場についての見通しは。
ネットワークにおけるデータ容量は、さらに増加していくだろう。一段と効率のよい技術を提供することで、高速通信の「LTE」、さらにその次の「LTEアドバンスト」などにしっかり対応していきたい。
――日本市場は飽和に近づいており、ソフトバンクは海外買収に打って出ました。
確かに加入者数は飽和しているが、先進国では自然なことだ。今後はネットワークをどのように利用していくのかという点が課題になる。ユーザー視点で考えても、ネットワークの効率を上げていくのは課題だ。
ソフトバンクのスプリント買収に関して、直接コメントはできない。ただ、パートナーとして言えるのは、ソフトバンク、イー・アクセス、スプリントとも弊社の取引先なので、それぞれがどう意思決定しようと、サポートしていくつもりだ。
――ソフトバンクの孫正義社長は、スプリント買収によって機器調達のメリットが出てくると主張しています。エリクソンにとってもメリットはありますか?
スプリント買収はまだ決まっておらず、コメントしにくい。だが、事業者が統合すれば効率は改善するだろう。マーケティングやサービス、調達面においてプラス要素は出てくる。エリクソンなどのパートナーにとってもメリットがあると思っている。
――エリクソンのように高シェアでも利益を生み出しづらい業界ですが、どのような原因がありますか?
実際、利益は拡大しているが、毎年50億㌦もの研究開発投資をしているため、大きく増えない。ここ数年は投資額を積み増してきたので、長期的に開発投資の効果は必ず出てくると考えている。
いかに快適なサービスを提供できるかがカギ
――LTEの次の技術である「LTEアドバンスト」の時代に向け、エリクソンはどう対応していきますか?
LTEアドバンストに移っても、業界トップを維持していく。データ量の増加にどう対応していくかが課題だが、技術的に異なる周波数とのバランスをどうとるか、といった点が焦点になる。携帯電話会社としても、保有する周波数を活用し、いかにユーザーに快適なサービスを提供できるか、というところが重要になるだろう。
(東洋経済)
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