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ヒトはなぜ工場に萌えるのか UCC滋賀工場見学に予約殺到!!

UCC上島珈琲滋賀工場(滋賀県愛荘町)が4月初めから始める一般向けの工場見学に予約が殺到している。最新の設備でペットボトル入りコーヒー飲料の製造過程が見学できるほか、試飲や販売コーナーもあり、家族連れも楽しめる内容が人気を呼んだようだ。工場見学は“工場萌え”という言葉を生むなど最近ブームだが、背景にはもの作りの現場を間近に見たい消費者と、製品アピールの機会にしたい会社側という双方の思惑もあるようだ。
昨年5月に完成したUCC滋賀工場は、延べ床面積3万4千平方メートル。すでに一部で操業を始めていたが、今年3月、ペットボトルコーヒーの主力商品「職人の珈琲」がリニューアルされたのに伴い、本格稼働を始めた。キャップ付き缶コーヒーの製造も手がけており、投資額は同社の工場向けでは過去最大の100億円に上る。
工場見学は無料で、4月2日以降、毎週火、木曜の午前と午後の各2回の日程で実施。定員は1回18人。完全予約制で所要時間は約80分だ。3月初めからインターネットで参加者を募集したところ予約が殺到。4月半ばまでの4日分が定員に達し、その後も次々と予約が入っている状況だ。
同社の工場見学は、コーヒー豆を生産する六甲アイランド工場(神戸市東灘区)に続き2カ所目。「身近なコーヒーがどう作られているのかを知ってもらうとともに、当社のコーヒーへのこだわりを理解してもらい、ファンを増やしたい-との思いで行っている」(広報担当者)
滋賀工場の見学はシアタールームからスタートし、参加者はまず工場や、ジャマイカと米国ハワイ州にある直営農園などの概要を7分程度の映像で学ぶ。同社のコーヒーへのこだわりが凝縮された映像で、期待が高まるよう工夫されている。セキュリティーゲートを通過すると、いよいよ製造ラインの見学。映像で製造工程の解説を見ながら、廊下の窓から、コーヒーの充填(じゅうてん)室や商品が流れるラインなどをじっくりと見ることができる。
滋賀工場では、コーヒー濃縮エキスを使用せず、すべてレギュラーコーヒーを抽出することで、コーヒー本来の味わいを出している。水は、良質な硬水でコーヒー抽出に適した鈴鹿山系の天然水を使用。瞬間殺菌・冷却のシステムも導入し、熱による劣化を最小限に抑えている。
品質管理室ではモニターを通して検査の様子を見学し、担当者に質問もできる。製法へのこだわりで、香りをよくし、酸味を抑えることにも成功。これを実感できるのが製法ごとの飲み比べが楽しめる試飲室だ。レギュラーコーヒーを抽出したコーヒーと、コーヒーエキスを使用したコーヒーを交互に飲むことで、味や香りの違いが確認できる。
関哲也工場長は「いろいろと説明を聞くより、実際に飲み比べてもらうのが一番理解が早い。試飲はおすすめ」と話す。このほか、コーヒーの販売コーナーや、オリジナルの記念写真を撮影できるコーナーもあり、家族連れでじっくり楽しめる内容になっている。県内では、キリンビール滋賀工場(多賀町)などで一般向けの工場見学が可能。UCC滋賀工場も「新たな県内の名所に」と期待が高まっている。
“鉄っちゃん”という言葉に象徴される鉄道趣味や“山ガール”という言葉を生んだ女性の登山人気など、いろんなブームが話題になる中、最近は工場見学・鑑賞が人気を呼んでいる。コンビナートなどの大規模工場の構造美や夜景を撮影して楽しむファンもいるが、一般的な広がりを持ってきたのは各地の工場が実施する見学会だ。工場(会社)としては製品アピールの機会になり、参加者も「身近にある製品がどのように作られているのか知りたい」「お金をかけず手軽に楽しめ、勉強にもなる」と足を運ぶ。人気の理由はこうしたところにあるようだ。
JTBが昨年3月に実施したインターネットによるアンケート調査(有効回答約7300人)によると、工場見学をした人は63%と、3人に2人近くおり、このうち半数は「家族で見学」と答えた。見学したことのある工場は「酒類・飲料工場」(74%)が最も多く、「お菓子・調味料などの食品工場」(48%)、「自動車工場」(20%)の順だった。また見学した感想では「製造過程がおもしろかった」(72%)、「試飲・試食ができた」(68%)、「お土産・記念品をもらえた」(36%)などが多かった。
JTBによると、工場見学はガイドブックが発売されたり、製造過程の裏側が見られるテレビ番組が組まれるなど関心が高まっており、小さな町の工場や工房、ものづくりの職人の仕事にも注目が集まっているという。調査はこうした点を背景に行われたが、今回のUCC工場見学の人気ぶりなどを考えると、その後もブームは加速しているようだ。UCC滋賀工場見学の問い合わせはフリーダイヤル(フリーダイヤル0120・811・288)。
(産経新聞)
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