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攻めるファミマ、守るローソン!!

「飽和」点と言われてきた5万店を突破した国内コンビニエンスストア業界。最大手のセブン-イレブンは、手を緩めていない。2012年度(13年2月期)に1354店と過去最高の出店数を達成したセブンだが、続く13年度(14年2月期)は、四国などの新規エリアを含め1500店と、出店をさらに加速する。
このセブンの背中を、続く2大勢力はどう追いかけるのか。2番手のローソンと3番手のファミリーマートで、出店戦略に違いが見え始めている。
ファミマはセブン並みの1500店を新設
ファミマはセブンと同様に、アクセルを踏み込む。13年度、セブン-イレブンと並ぶ、過去最高の1500店を出店、12年度の900店から大幅に増やす。
「(コンビニチェーン同士の)潰し合いが始まっている」――。ファミマの中山勇社長は危機感を隠さない。これまでは3大都市圏が多かったが、地方都市にも積極的に出店を増やすほか、鉄道事業者やドラッグストアなどと組んだ新業態店舗の展開も加速する。「消極的に今の店舗を磨いているわけにはいかない」(中山社長)との思いがあるためだ。ファミマの上田準二会長も「絶対に1500店(の出店を)やるべき。向こう3年間は積極的にいく」と強調する。
ファミリーマートの既存店売上高は12年度、天候不順や消費の冷え込みにより前年をわずかに割り込んだが、13年度は再び前年比プラスに転じる計画だ。新しいPB(プライベートブランド)「ファミリーマートコレクション」の品ぞろえを、現在の300から500以上に拡充する。また、「プレミアムチキン」など、粗利のよいレジ周り商材を高付加価値品を中心に増やし、重点ターゲットである50歳以上のシニア層を狙う。
一方のローソンは、ファミマとは逆にアクセルを緩める。12年度出店数の938店に対し、13年度は出店計画を870店に抑え、既存店への投資を重点的に行う。「潰し合いは何年も前から始まっている。潰されないように、私たちは(他社とは)違う存在になってきた」と、ローソンの新浪剛史社長は語る。
ローソンの苦い記憶
背景には、新浪氏が社長に就任した02年当時、出店を加速するあまり不採算店が増え、大量の店舗閉鎖に追い込まれた苦い経験がある。「過去の失敗を繰り返さない」と新浪社長は力を込める。ローソンは既存店の収益を改善するため、店内で淹れるコーヒーや、店内で調理する手作りおにぎり、カツサンドなどのファストフード商材を拡充する。これらの商品は粗利率が高く、既存店の利益への貢献が大きい。12年度の既存店売上高はほぼ前年並み。13年度の計画も前年並みと慎重だ。
足元の景況感については、「3月は若干よくなったが、まだ消費拡大に結びついているということはない」(ファミリーマート中山社長)、「下げ止まりの感はあるが、もう一歩」(ローソン新浪社長)と、両社とも楽観視はしていない。
セブンを追って攻めるファミマと守るローソン。2社の出店戦略の違いがどう明暗を分けるのか。新年度業績を占うポイントとなりそうだ。
(東洋経済)
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