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ホンダが次期「フィット」に込める自信!!

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「新型フィットの採算性は、従来モデルに比べてかなり良くなる」――。ホンダの片山行(かたやま・こう)常務執行役員四輪事業本部生産戦略担当は、この秋に全面改良(フルモデルチェンジ)を予定している次期「フィット」について、こう語る。

フィットはホンダの最量販車種。デザイン、室内空間、走行性能などコンパクトカーの中では、群を抜くと言ってもいいほど高い商品性を持ち、おひざ元の日本だけでなく世界中でヒットしている。まさにホンダを支える「屋台骨」だ。

そのフィットはこの秋のフルモデルチェンジで、新開発のハイブリッドエンジンを搭載。2012年度の車名別販売ランキングでトップに輝いたトヨタ自動車「アクア」以上のカタログ燃費を目論んでいる。ホンダの最量販車種が、性能や品質の向上と同時に採算性まで高めるというのだから、自動車業界にとっては注目すべき出来事だろう。

リーマンショックで稼働を凍結した工場が…

片山常務の自信の背景にあるのは、この7月に稼働する最新鋭の寄居工場(埼玉県寄居町)の存在がある。寄居工場は、もともと、輸出も想定した中大型自動車の混流生産工場として2010年の稼働を計画されたものの、リーマンショックを受け稼働を延期。市場構造の変化に対応するため、小型車専用工場として再設計された経緯がある。

「ここまでの道のりは平坦ではなかった」と振り返る片山常務だが、寄居工場を小型車専用の少品種大量生産工場としたことで、新型フィットのコスト構造は大きく改善した。空調システムの改良やコージェネ導入などで、生産1台当たりのエネルギー消費量は、現在の狭山工場比で3割以上削減している。

3モデルで180万台の生産を予定

寄居工場の生産能力は1日1050台、年間25万台で、ほぼ全量が国内市場向けに振り向けられる。単純計算で、月間2万台強のフィットを日本で売り捌く腹づもりだ。

新型フィットシリーズは、派生車種のSUV、セダンを含め全3モデルを全世界で一気に売り出す計画。最終的に全世界で180万台の生産を予定しており、ホンダでは、これから立ち上がる世界の小型車工場・ラインへ、寄居に導入した生産技術を水平展開していく。

また、寄居新工場には、車両組み立て棟などの屋上に太陽光発電パネルを設置、出力2.6メガワットのソーラー発電システムも導入した。国内自動車工場に設置された太陽光発電システムとしては最大級で、8月1日に発電を開始する予定だ。もともと買い取り制度を使った売電を予定していたが、買い取り価格が引き下げられ、収益見込みが低下した。このため、自家消費を含め利用方法を検討するとしている。

(東洋経済)




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ブログパーツ [ 2013年04月17日 14:02 ] カテゴリ:ホンダ | TB(0) | CM(0)
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