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マックバカの体にはケチャップが流れている!!

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OB・丸山鉄二氏に聞く(上)

――マクドナルドに入社したきっかけは?

大学時代は4年間ナイトクラブでバイトをしていて、マクドナルドでバイトをしたことはありませんでした。4年になって就職情報誌を読んでいるときに、マクドナルドの「1国1城の主にならないか!」という見出しが注意を引きました。1971年にマクドナルドが日本に初出店してちょうど10年目で、店舗数が300店ぐらいの頃です。僕の実家も飲食店をやっており、もっと企業経営として飲食店をやってみたかった。それで入社を決めました。

実家が神戸だったのでその地域に配属をお願いしました。1981年4月に入社して、神戸三越のマクドナルドを経て、三宮にある店に配属された。この店は客席がないカウンターだけの店で、狭い店ですがレジが6~7台あって、月商3000万円売る店でした。神戸で一いちばん忙しい店の1つで、毎日17~18時間働いていました。

人身掌握がカギ

僕は入社して4年ぐらいで店長になりました。早く店長になれる人、時間がかかる人の違いは、人心掌握術の違いにあります。当時は今と違って売るための施策を考える必要がない時代。店長に求められるのは、お客さんを待たせずサービスして、再来店してもらうことにあります。

そのためには優秀なアルバイトをトレーニングすること、そのアルバイトの勤務シフトをしっかり組んで、忙しい時間にお客様を効率よくさばければ、売り上げがついてきます。とにかくアルバイトを束ねるピープルマネジメント力が突出していれば早く店長なれました。

――思い出に残るような話はありますか。

1988年ごろに、神戸市の三宮センター街店の店長になりました。ここでの店長経験が今の仕事のベースになっています。この店舗は4階建てで、300席以上、売り上げがほかの店の3倍ぐらいある地域一の大型店です。

ところが店長として赴任した私を入れて社員は10人程いるのに、アルバイトが40人ぐらいしかいなかった。大型店なのに周囲の店舗に売り上げで負けることもあった。とにかく慢性的な人不足で、社員の時間外手当がそれぞれ120時間ぐらいついているような状態です。店で寝たりするようなこともありました。

どうやって主婦を戦力化したか

こういった状態を断ち切るために、繁華街では無理だと言われていた主婦の方をアルバイトに採用しました。当時、郊外店では主婦の採用は進んでいたのですが、駅前などの繁華街は学生中心でした。主婦を4人採用してその人たちを徹底的に社員全員でトレーニングしました。

主婦が定着して戦力化してくると、社員の肉体的負担が減って、脳みそに少しずつシワが戻ってくる。平日の昼間に余裕が生まれてくるようになると、週末の忙しい日に頭も体も備えられるようになる。アルバイトが定着してサービス力が上がれば、売り上げも回復する。店は断然よくなって、アルバイトは120人まで増えました。

――何を学んだのでしょうか

店は自分一人で運営できない。忙しい中で、どう社員に権限を任せるか、マネジメントをできる部下を育てるかがポイントになります。それには権限委譲が必要です。権限委譲というと8割の人は丸投げと勘違いしている。自分ができないことを任せてはいけない。自分ができることを任せるというのがルール1です。そして相手ができなかったら、一緒にやって見本を見せる。これがルール2。そしてルール3はこれをひたすら繰り返す。

(東洋経済)



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ブログパーツ [ 2013年04月25日 09:08 ] カテゴリ:日本マクドナルド | TB(0) | CM(0)
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