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ホンダのF1復帰、エコカーとの意外な関係!!

かつて世界中のモータースポーツファンを沸かせた、あの“黄金コンビ”が帰ってくる。
ホンダは5月16日、マクラーレンと組み、世界最高峰の自動車レース「FIA フォーミュラワン世界選手権(F1)」に2015年から参戦すると発表した。ホンダがエンジンをはじめとするマシンの動力系を供給。マクラーレンが車体の開発・製造やチーム運営を担当して、「マクラーレン・ホンダ」として活動する。
「伝説のチーム」復活に報道陣が殺到
マクラーレン・ホンダ――。モータースポーツに興味がなくても、30代以降の世代ならほとんどの人が見聞きしたことがあるだろう。赤と白を基調に、「Marlboro」のロゴが入ったF1マシン。1988~91年に4年連続でF1の年間チャンピオンに輝き、88年には実に16戦15勝を飾った伝説のF1チームである。それが20数年の時を経て、現代に復活するのだ。
ホンダはF1への参入と撤退を繰り返してきた。今回は2008年シーズンに撤退して以来、7年ぶりとなる。マクラーレンという最強のパートナーを再び得て、F1世界一を目指すというビッグニュースとあって、世間の注目度は抜群。東京・南青山の本社内に設けられた会見場には、200人超とみられる報道陣が詰め掛けた。
「こういう活動で日本全体が元気になることを期待したい」。会見に臨んだホンダの伊東孝紳社長は語った。ホンダがF1界で活躍すれば、ブランドイメージの向上に一役買うだろう。ただ、ホンダが今回、F1への再参戦を決めた“真意”は、実はもっと別のところにある。
F1は2014年シーズンから、マシンのレギュレーション(規制)が変更される。エンジンの排気量は1600ccと現行の2400ccから大幅にダウンサイジングされるとともに、少ない燃料で走ることが求められる。ホンダにとってのポイントは、新規制ではエンジンにターボチャージャー(過給機)が付き、エネルギー回生システムが採用されることだ。
エネルギーを無駄なく活用する仕組みを導入
エネルギー回生システムは、エンジンとモーターを併用して走るハイブリッド車(HV)で使われている。簡単に言えば、ブレーキの制動力をモーターの動力に換えて、無駄なくエネルギーを活用する仕組みである。
ホンダはトヨタ自動車と並び、HV技術で世界的に先行しているが、今回のF1参戦では、将来の“究極のHV”ともいえる技術を目指すことを想定している。それはエネルギー回生システムとターボ、つまり、HVのキモとなるモーターとターボの組み合わせだ。
これを詳しく解説する前に、エンジンの基本的な仕組みをおさらいしておこう。エンジンは燃料と空気を混ぜた混合気を内部に吸い込んで、圧縮した後に爆発させる。これが自動車の動力になる。
ターボは、エンジンにより多くの空気を送り込むための機構である。小さい排気量でも大きな出力を得られる。自動車メーカーがパワー競争に走った1980~90年代などは、ターボといえば、莫大なパワーを追い求めるために使われていたが、実は燃焼効率を高められ、燃費の向上に役立つ。
というのも、ターボとはそもそも、捨てる排気ガスを活用するからだ。たとえば、「メルセデスベンツAクラス」など欧州車メーカーは、エンジンの小型化とターボの組み合わせによる、ダウンサイジングを進めている。
一方、ターボは常に排気ガスで動くため、エネルギー効率が悪い側面もある。ホンダは新型F1の動力系の開発で、エンジンとエネルギー回生システムを組み合わせる際に、ターボの無駄なエネルギーも取り込める仕組みも目指している。これを実現できれば、ブレーキによる減速でしか確立されていない、新たなエネルギー回生のシステムができあがる。ターボの弱点がHVで生きるというわけだ。
市販車への応用を視野に
F1のような最先端の技術を、市販車へ簡単に応用できるわけではないが、現方式のHVにターボを組み合わせれば、燃費や走行性能がさらに向上する可能性も出てくる。少なくともホンダは、市販車への技術転用をもくろんで、レギュレーションの変更されるF1への再参戦を決めている。
マクラーレン・ホンダという伝説のチームが再び目指すF1世界一。ホンダにとっては“究極のHV”を目指す戦いの幕開けでもある。
(東洋経済)
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