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ホンダがHVを一新、トヨタに挑む雪辱戦!

ハイブリッド車(HV)でトヨタ自動車の独走を許してきたホンダが、反転攻勢に打って出た。
ハイブリッドシステムを刷新し、3タイプのシステムを開発。車両の大きさや用途に合わせて使い分ける方針を打ち出した。これが、トヨタ追撃の肝となる。
トヨタは一つのハイブリッドシステムを全車種に展開することで、量産効果を発揮している。これに対し、ホンダは車両の特性に最も適したシステムを用意することで、高効率のエネルギー利用を追求。HVの強みを最大限に引き出し、顧客を取り込む戦略を進める。
その第1弾が、大型セダン「アコード」を5年ぶりにフルモデルチェンジした「アコード ハイブリッド」である。
新型アコードは、国内ではHV(プラグインHV含む)のみを展開する。新たに開発した2モーター式のハイブリッド専用エンジンを搭載したほか、車体の軽量化などによって、ガソリン1リットル当たり30キロメートルという軽自動車並みの低燃費を実現した。
日本は、燃費削減の効果だけでは割に合わない価格設定であってもHVが人気を博す、世界でも類を見ないマーケット。マーケティング上、「ハイブリッド」が重要な要素となっている。それゆえ、海外では今なお主流であるガソリンエンジン車を投入する選択肢ははなからない、というわけだ。
実際、アコードの競合車種であるトヨタの「カムリ」は、すでにHV専用車となっている。「クラウン」もハイブリッドタイプが牽引して販売台数を伸ばす。
トヨタの2012年度HV国内販売台数は68万台弱。同14万台強にとどまるホンダを大きく引き離している。
トヨタ追撃に向けて、「ミニバン卒業層などに対し、エコカーやダウンサイジング以外の選択肢としてセダンHVも訴求したい」と、国内事業を統括する峯川尚専務は語る。
新型アコードの出足は順調だ。月間1000台の販売目標に対し、「燃費に対する反響は予想以上。既存ユーザー向けの内見会などを通じた先行予約は、2800台に達している」(峯川専務)。
とはいえ、国内HV市場での劣勢を挽回するには、アコードだけでは力不足だ。
アコードといえば、ホンダを代表する旗艦車種。海外では今でも同社の屋台骨を支える主力車だが、こと国内に限れば、すっかり日陰の存在となってしまった。
バブル崩壊以降、日本市場は若年層を中心にセダン離れやエコカー・軽自動車志向(ダウンサイジング)が広がり、近年のアコードの国内販売は年間2000~3000台程度と、ピーク時の1割以下に落ち込んでいる。
ドイツ車などプレミアムブランドであればセダンも人気を維持しているが、国産車では復権の兆しはない。「軽と小型車で7割を占める国内市場の傾向は変わらない」と、峯川専務も認めている。
今秋に本命が登場
それゆえ反転攻勢の大本命と目されているのが、今秋にフルモデルチェンジする最量販のコンパクトカー「フィット」のHVだ。
新型フィットには、1モーター式で小型化・低コスト化に優れたシステムを搭載する。燃費性能では、ライバル車種のトヨタ「アクア」をしのぐ見込みだ。
低コストながら燃費効率では及ばず、従来のハイブリッドシステムでトヨタに完敗を喫したホンダ。新生アコードを尖兵とした新型システムで巻き返しを狙う。
(東洋経済)
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