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iPhoneより売れているIGZO搭載スマホの登場で一人負けのドコモに一筋の光!!

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新型iPhone5の一人勝ちとみられていたスマートフォン市場に変化の兆しが表れている。業界関係者も困惑するほどに、今売れている機種があるからだ。

シャープ製「アクオスフォン ゼータ(AQUOS PHONE ZETA SH-02E)」である。

調査会社のBCN社によれば、ゼータは2012年11月下旬の発売以降、スマホ機種別販売台数ランキングでiPhone5を押さえて6週連続の1位を獲得している。

過去3年間でみると、iPhone、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「エクスペリア(Xperia)」シリーズに次ぐ人気ぶりだ。

その理由は、高画質の新型液晶「イグゾ―」(IGZO)を搭載したことで、バッテリーが長持ちすることにある。1日持つかどうかのスマホが2日間持つように設計されているのだ。さらに、防水機能や赤外線通信、おサイフケータイに至るまで、従来の携帯電話についていた機能をすべて載せている。

つまり、人気の機能が全部入って、しかも省電力の新技術が搭載されているということで「頭一つ抜けている端末」(都内家電量販店員)なのだ。

これには、販売元のNTTドコモ社内でも「いい意味で期待を裏切ってくれた。これまでで最も知人に勧めたい商品」という声が上がるほどだ。

実は、ゼータが売れることはドコモにとって大きな意味がある。

そもそも、好調なKDDIやソフトバンクに比べ、ドコモは「一人負け」と揶揄されていた。

下図には、顧客の動向を見る上で重要となる「携帯電話番号の持ち運び制度」(MNP)の利用者数の推移を示した。青のグラフで示したドコモをご覧いただきたい。

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ここではiPhoneの影響をもろにうけた様子がみてとれる。

2011年のiPhone4S発売以降、ドコモは毎月約10万の利用者の流出が続いた。iPhone5の登場した後の12年11月はなんと20万件を突破し、制度を開始して以来、過去最悪の状況に追い込まれた。業績の下方修正も余儀なくされた。

「iPhoneを求める顧客がこれほどまでいるとは思わなかった」と漏らすNTT幹部もいるほどで、導入に向けた社内検討が始まったほどだった。

ただ、iPhoneを導入すると、販売戦略に大きな制約がかかる。人気が高いだけにiPhoneの力は絶大で、販売台数のノルマなどが課され、達成のためにiPhoneを大量に安く売らざるをえない状況に陥りかねない。

シャープという純国産メーカーのスマホが芽を出したことはドコモの戦略の幅を広げることになる。「エクスペリア」、韓国サムスン電子製の「ギャラクシー」(Galaxy)シリーズに次ぐ三本目の柱に育てば、iPhone頼みの他社のように戦略を縛られずに済む。特に「顧客流出を防ぐ端末」という明確な位置づけができる。

ただし、悠長なことはいってられない。1月10日に発表された12年12月の携帯電話の契約状況ではいまだ厳しいままだからだ。

顧客流出は13万件と10万件を超える高水準のまま。ゼータ効果は限定的で、iPhoneの導入検討は避けて通れない。「とりあえず、iPhone」と他社に流れる顧客をどうつなぎとめるのか。

春商戦までの猶予期間を得ただけなのかもしれない。

(diamond.jp)







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ブログパーツ [ 2013年01月11日 20:46 ] カテゴリ:NTTドコモ | TB(0) | CM(0)
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