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11年ぶりトップ交代、中山氏が落下傘で就任…ファミマ、"伊藤忠"色一段と濃く!!

コンビニ業界3位のファミリーマート。もともとはセゾングループに属していたが、1998年に伊藤忠商事系となり、今も伊藤忠はファミマの約30%の株式を持つ筆頭株主である。大きな発言力を持っていることには違いないが、一方でファミマは伊藤忠の持ち分法適用関連会社であり、連結子会社ではない。
そのファミマが”伊藤忠”色を一段と濃くしている。ファミマは12月27日、上田準二社長が2013年1月1日付で代表権のある会長に就き、後任に伊藤忠の中山勇・常務執行役員が就任する人事を発表した。
02年3月から社長を務めてきた上田氏に替わり、11年ぶりのトップ交代となる。上田氏も伊藤忠で畜産部長などを担当した経験を持つが、今回が異例とも言えるのは、上田氏がファミマの顧問、執行役員、常務を経て社長に就任したのに対し、中山氏は外部からいきなり社長に就任する。

新社長は海外経験が豊富
上田氏は不採算店の大規模な閉鎖、組織・業務改革、09年のam/pm買収とブランド統合など、ファミリーマートの規模拡大と収益改善に貢献した。後を継ぐ中山新社長はタイ、インドネシアでのファミリーマートの店舗立ち上げにかかわった経験を持つ。
ファミリーマートは現在、国内・海外に2万1750店(11月30日時点)を数えるが、今後は20年までに4万店に拡大することを目指す。
その中心となるのが現在、韓国、台湾、中国などアジアを中心に1万2549店を展開する海外。直近では10月にインドネシアに初出店。13年2月にはフィリピンへの出店を計画するなど、海外展開を加速している。
上田氏は中山新社長について「海外の事情に詳しく、海外経験も長い。商社の中でいろいろなネットワークを持っている」と評価する。当の中山新社長も、「コンビニはその土地に密接に結び付いた業態。その土地を良く知っているパートナーとともに事業を行っていく」と、みずからの経験やノウハウを今後の事業拡大に生かしていく考えを強調した。
国内コンビニの弱点は既存店
一方、国内もセブン-イレブン、ローソンという上位2社を追いかけていかなければならない。中山新社長は「ファミリーマートの弱点は、既存店の伸び率が同業他社にくらべてやや弱いこと。(12年10月に投入した)新しいPB、ファミリーマートコレクション(の展開)を推進するのが大変重要」との見解を示した。
筆頭株主ながら親会社ではない伊藤忠から、いわば“落下傘”方式でトップを招き入れる。客観的には、伊藤忠のファミマにおける影響力が強いことを示しているように見える。加えて、今後のファミマが重視する海外展開を加速する上では、伊藤忠の力を借りなければならないのかもしれない。
(東洋経済)
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