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キヤノン、「デジカメ不振」に苦しむ!

キヤノン<7751.T>は24日、2013年12月期の連結営業利益予想(米国会計基準)を前年比17.3%増の3800億円(従来予想は4500億円)に下方修正したと発表した。
デジタルカメラ販売計画を下方修正したのが響く。スマートフォン(高機能携帯)の普及で市場が縮小するコンパクトカメラだけでなく、欧州の景気低迷の長期化と中国など新興国の減速で、一眼レフとミラーレスを含むレンズ交換式カメラの計画も下方修正した。
トムソン・ロイター・エスティメーツによると、アナリスト17人の予測平均は4479億円で、会社予想はこれより低い。通期の売上高予想は前年比10.6%増の3兆8500億円(従来予想は3兆9800億円)、当期純利益は同15.8%増の2600億円(同2900億円)に、それぞれ下方修正した。
7―12月期の想定為替はドル/円が95円、ユーロ/円が125円で、これまでの前提を据え置いた。海外販売比率が高い同社は、7―12月期の1円の円安で、年間の営業利益予想にドルで35億円、ユーロで23億円のプラス効果が出る。
レンズ交換式も失速、景気の影響受ける
デジタルカメラの年間の販売計画は、コンパクトカメラを1400万台(従来計画は1450万台/前年同期は1830万台)に見直すとともに、レンズ交換式カメラも900万台(同920万台/同820万台)に下方修正した。
スマホの普及でコンパクトカメラの市場縮小が続く一方で、新興国を中心に一眼レフのユーザー拡大を見込んでいたが、レンズ交換式カメラも見直しに迫られた。
記者会見した田中稔三副社長は「レンズ交換式カメラは世の中の景気が悪くても強い需要があると説明してきたが、欧州と中国が伸びない中で、在庫が溜まり始めた。また、安いものが求められ、これまでのように新製品が飛ぶように売れる状況ではない」と述べた。
また「欧州の景気低迷が続くことはある程度想定していたが、中国市場は計画に対して誤差がある」と指摘。中国市場は高価格の一眼レフが好まれる巨大市場と想定しているが「景気が少し悪くなってきていて、カメラの売り上げが最初の計画に比べて落ちてきている」と語った。
一方で「中国の景気は下期のどこかで回復してくる」と強調。最大商戦期の年末に向けて、価格の高い一眼レフの新製品の売り上げ比率を上げながら、下期の利益水準を高めていく意向を示した。
年間のコストダウン計画は、500―600億円(従来計画は800億円)に下方修正した。工場の自動化・内製化による生産効率化でコストダウンを図っているが、生産数量が伸びないために効率化の効果が見出しにくくなっているという。
マーケットはネガティブに反応
同社は、13年1―3月期決算で通期の業績予想を上方修正したが、中間期では一転して下方修正に至った。田中副社長は「それだけ環境は流動的だ」と強調した。
いちよしアセットマネジメントの秋野充成運用部長は「下方修正の幅も大きく、マーケットはネガティブに反応すると思う。円安はプラスだが、それ以上に実態が悪いとうかがえる」と述べていた。
同日発表した13年1―6月期の連結業績は、売上高が前年比3.2%増の1兆7835億円、営業利益が同12.6%減の1531億円、当期純利益が同5.2%減の1074億円だった。
欧州の景気低迷とともに、期待していた中国市場の回復が実現しなかったことが響いた。事務機器の販売は堅調だったが、利益率の高いレンズ交換式カメラの伸びが鈍化したのが響いた。
(東洋経済)
デジカメは技術が頭打ちです。単に画素数を上げれば良いというものではない。交換レンズは当たり前。超望遠機能もビデオ機能も当たり前となった。
携帯にカメラが搭載されたとき、デジカメが電話になるのではとささやかれたものだ。デジカメは終わったと思ったときの女子カメ?だったか、女子のデジタル一眼で撮影するブームがタイミング良く訪れた。
女子の日曜大工がブームになったのと同じだ。ブームに助けられミラーレス一眼が復活した。次の一手は何だ。
私も光学メーカーにいながら、思いつかない。だからアイデア提案という制度に意味があるのだが…。
発想の転換が求められる時代であり、高齢化社会という今までと違う社会でヒットさせる商品を生むことが出来る企業が世界一になれる。
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