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LINEは、楽天、アマゾンに勝てるのか!

「LINEを世界の共通言語にしたい」
スマートフォン向けの無料通話・メールアプリを運営するLINEが8月21日に開催した事業戦略発表会。その冒頭で森川亮社長はこう宣言した。
2011年6月のサービス開始以来、LINEの成長はとどまるところを知らない。この日発表された登録ユーザーは2・3億人、前年比で4・6倍だ。そのうち海外が8割を占め、特にタイ、台湾、スペイン、インドネシアで頻繁に使われている。まさに世界の共通言語への道を邁進している。
ビジネスとしても順調だ。LINEは昨年7月、個人同士のメッセージ主体の事業から、さまざまなサービスを提供するプラットフォームになると宣言。現在は無料通話・メール以外にも、ゲームやカメラ、天気予報、占い、ニュースなどLINEと連携した幅広いジャンルのアプリを展開する。それらの総ダウンロード数は2・9億に上り、売上高は7月単月で31億円まで伸びている。収益の柱は、ゲームアプリ内での課金だ。
ほかにも、メッセージをやり取りするときに使われるスタンプ(大きな絵文字)の有料販売で月10億円を超える売上高があるという。
顧客基盤の拡大に合わせて、LINEはプラットフォームとしてのさらなる進化を遂げようとしている。
その一つがネット通販への参入だ。LINEサービスの統括責任者である舛田淳執行役員は、事業戦略発表会の中で、今秋をメドにスマホに特化した「LINEモール」を日本国内で開始すると明かした。国内ネット通販の2強である楽天とアマゾンに対し、挑戦状をたたきつけた格好だ。
LINEモールは、出店者を募り売り上げから手数料を取るモール型で、楽天と同じビジネスモデル。ただし楽天と違って、企業による出品よりも、個人間の売買を中心として差別化を図る考えだ。日本の登録ユーザーが4700万人、スマホ利用者の9割が利用するLINEが本腰を入れるとなると、楽天やアマゾンにとっても脅威になるだろう。
通販の手応えは十分
LINEには勝算がある。12年9月からLINE上で「シークレットセール」と銘打った数量限定商品の通販を不定期に開催。その売れ行きは好調で、8月に女性向けブランド「サマンサタバサ」の8400円の限定デザインバッグを500個販売したところ、数分で売り切れた。LINEはスマホアプリの中でも日々の利用頻度が高い。そこから通販へとうまく誘導できれば、爆発的に伸びる可能性はある。
LINEのプラットフォーム戦略は通販だけではない。音楽配信サービスの「LINEミュージック」を年内に開始する。詳細は明らかにされていないが、「LINEのコアバリューであるコミュニケーションのよさを生かしたサービスにする」(舛田執行役員)という。今年の秋には、ビデオ通話機能を搭載し、コミュニケーションツールとしての強さに一層磨きをかける。
無料通話・メールサービスをはじめ、LINEの現在の主力サービスは自ら市場を切り開いてきた面が大きい。が、プラットフォームを拡大するうえで、これからは既存のネット企業との勝負が多くなりそうだ。
森川社長は「年内にユーザー3億人を目指す」と語った。LINEはスマホ時代のポータル(玄関口)として、ヤフーの牙城を切り崩しつつある。そして今度はネット通販でアマゾンや楽天といったガリバーに立ち向かう。スマホ時代の覇権争いが一段と加速するのは間違いない。
http://toyokeizai.net/articles/-/18203
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