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任天堂・岩田聡社長インタビュー 社会からずっと信頼される会社に!!

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従来型携帯電話(フィーチャーフォン)やスマートフォンでプレーできる「ソーシャルゲーム」の台頭で苦戦を強いられていた任天堂だが、復調の兆しを見せ始めた。昨年11月に発売された「とびだせ どうぶつの森」(ニンテンドー3DS用、4800円)はわずか2カ月で売上本数が270万本(パッケージ版210万本、ダウンロード版60万本)を突破。ニンテンドー3DS本体の売り上げも牽引し、国内市場規模1000万台を達成した。ビジネス環境が徐々に整いつつあるなか、任天堂は今後どんなビジネスを目指すのか。同社の岩田聡社長に聞いた。 (石島照代)


──「とびだせ どうぶつの森」が大人気で、パッケージ版の品薄状態が続いています

「とってもびっくりしました。(魅力が)伝わるにしても、もう少し時間がいるんじゃないかと思っていましたし、最初からこんなに強い熱で迎えていただけるとは思っていませんでした。品薄でご迷惑をおかけしたお客さまには、大変申し訳なく思っています。しかも、併売されている(ネットからの)ダウンロード版は価格を下げていないのに、60万本分も売れて、これも驚いています」


──昨年12月8日に発売された新型ゲーム機「Wii U」も、国内で順調に売り上げが伸びているようです

「発売したばかりで、まだまだこれからですが、いいスタートを切れたとは思います。ただ、Wii Uの面白さを伝えるには時間がかかるとも考えています。一般論として、新しい商品の価値を一瞬で理解してもらうのは難しい。特にWii Uに関しては、2画面が理解されるまでしばらく時間がかかったニンテンドーDSに近い覚悟でやらないといけない。短期的なヒットに一喜一憂せず、ずっと売っていく努力をしていきます」


──Wii Uと同時発売された「ニンテンドーランド」の「鷹丸の手裏剣道場」はWii Uの構造を生かしたゲームで、とても面白いですね。Wii Uのゲームパッドのモニター面から、手裏剣がスッと遅延なく飛んでいく描写は爽快です

「遅延の解消は、すごくこだわったんですよ。ゲームパッドのモニターで遊んだときに、違和感がないように作ることを自分たちに課していましたから。たとえばマリオなら、ボタンを押したらすぐにジャンプしてくれないと遊べない。遅延したら、やっぱり面白くないですからね」


──手裏剣のように誰にでも伝わる面白さを提案できるのは、任天堂の強みですね。一方で、いわゆるソーシャルゲーム業界が得意とする「課金したくなる気持ちを刺激する」ことを任天堂はなぜやらないのかという指摘もあります

「会社が“利益をあげるための装置”としてみられているのであれば、そう思われても仕方がないでしょう。でも私は経営者として、“来年の任天堂の業績だけに責任をもてばいい、20年後の任天堂は知らない”という考え方は持てません」


──社会との関わりを無視した会社の存続はあり得ない?

「私は、子供時代に遊んで面白かったゲームの最新作を、自分の子供に『これはお父さんが遊んだゲームなんだよ』と言ってもらえるように長く(ビジネスを)続けたい。それは、任天堂が(社会に)信頼してもらっていることの証明です。社会にずっと信頼される任天堂であり続けられるよう、これからも頑張っていきたいと思っています」

(ZAKZAK)







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ブログパーツ [ 2013年01月18日 20:43 ] カテゴリ:任天堂 | TB(0) | CM(0)
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