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ドコモ、ついにiPhone参入へ踏み切る!

ついに来た。国内携帯電話業界の巨人・NTTドコモが米アップルの新型アイフォーン「iPhone5S」、「iPhone5C」の取り扱いを開始すると表明したのだ。日本時間9月11日午前2時に開催されたアップルの発表会でも、プレゼンの後半部分でスクリーンにドコモのロゴが映し出され、ドコモが初めてiPhoneを扱うことが全世界に発信された。
今回アップルが発表した「iPhone5S」は、昨年発売の「iPhone5」に比べ、CPU(中央演算装置)からグラフィック、カメラなどの基本性能を向上させている。発表済みの新OS「iOS7」を搭載、シリーズ初となる指紋認証機能「タッチID」も加わった。価格は記憶容量16GB(ギガバイト)モデルで199㌦、32GBモデルが299㌦、64GBモデルは399ドルに設定された(2年契約の場合)。カラーはゴールド、シルバー、グレーの3色だ。
廉価モデル「iPhone5C」は99ドルから
一方の「iPhone5C」は5色のカラーバリエーション(ホワイト、イエロー、ピンク、ブルー、グリーン)が特徴の端末だ。価格は16GBモデルが99ドル、32GBモデルは199ドルとiPhone5Sより低価格(同様に2年契約の場合)となっている。最新のCPUではなく、カメラ性能もiPhone5Sと多少異なる。事前のリーク情報と近い部分も多く、特段のサプライズはなかったが、日本市場におけるiPhone人気は世界でも群を抜いている。大ヒットは間違いないだろう。
これまで、ドコモは厳しい販売ノルマや独自のコンテンツサービスの拡大に制限があることなどから、iPhoneの扱いを見送ってきた。しかし、KDDI(au)、ソフトバンクのライバル2社への顧客流出に歯止めが効かず、連結業績は営業利益8000億円前後で停滞。株価も昨年末から反発してきたものの、長期ではジリジリと下げ続けており、目も当てられない状況となっていた。
今年5月には韓国サムスン電子の「ギャラクシー」とソニー「エクスペリア」の2端末の価格を優遇し、集中して売り込む「ツートップ戦略」で勝負に出たが、目立った成果は得られなかった。もはや、iPhoneなしで戦うのは困難な状況に追い込まれていたと言える。
iPhoneの導入によって、ドコモから他社へのユーザー流出は大幅に減少するだろう。ただし、ライバル2社もドコモ襲来を想定し、対策を練っている。
ソフトバンクは、年初から得意のテレビCMなどで「つながりやすさナンバーワン」を強力にアピール。ユーザーにソフトバンクショップへ来店を促すキャンペーンも精力的に展開している。今後発表されるとみられる新型アイパッド(iPad)とのセット販売や下取りプログラムの強化など、既存ユーザーの防衛に全力を尽くすだろう。
KDDIも4~6月にドコモがiPhone5を扱うと想定し、迎撃の準備を進めてきた。固定回線とスマホのセット割引「スマートバリュー」を軸に、ユーザー獲得・流出防止対策を推進。6月には下取りプログラムを開始し、7月にはスマホ初心者向けのキャンペーンを始めている。
また、今回のiPhone5S、iPhone5CはLTE(次世代高速通信規格)においてプラチナバンドである800メガヘルツの周波数帯に対応した。同帯域ではKDDIとドコモがLTEサービスを展開するが、メインの帯域として設備投資を展開するKDDIが、エリアカバーなどで優位性があると言えそうだ。
国内メーカー端末とのバランスをどう取るか
ドコモは今秋、ツートップ戦略に続き、2~3端末に絞り込んで集中販促を展開する予定だったが、爆発的に売れるであろうiPhoneと国内メーカー端末との販売バランスをどう取るのか。販売戦略の見直しが必要になる。iPhoneを導入したからといって、顧客獲得競争で優位に立てるとは限らない。
iPhone販売3社そろい踏みで、顧客争奪戦が過熱
新製品のうち、iPhone5Cの予約開始は9月13日。12日夕刻には各社の料金プランが出そろう見通しだ。ドコモが新規ユーザーに人気の「パケ・ホーダイライト」(パケット代が4935円、データ通信は3ギガバイトが上限)を投入し、攻勢をかけるのか、それともソフトバンクが久々の価格破壊を仕掛けるのか。さらには顧客獲得に向け、各社とも高額キャッシュバック合戦を展開するのか――。
いずれにせよ、ドコモ、KDDI、ソフトバンクがiPhone販売でそろい踏みしたことで、年末に向けて国内スマホ市場で、顧客争奪戦が過熱するのは間違いなさそうだ。
http://toyokeizai.net/articles/-/19338
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