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ソニーが最新スマホに込めた「秘伝のたれ」!

9月4日、ソニーはドイツの家電見本市「IFA2013」で、スマートフォンの新製品「XperiaZ1」を明らかにした。13日、日本でもタッチ&トライイベントを開催。「カメラからスマホを再定義する」をテーマに、Z1に込められたソニーの技術の数々を紹介した。
レンズにはサイバーショットシリーズで培ったソニー独自の「Gレンズ」を採用。高級コンパクトデジカメ並みの20メガピクセル、2.3分の1インチ(通常は3分の1インチ)のCMOSイメージセンサーを採用し、暗いところでも鮮やかに撮れる。「ソニーにはサイロがあったが、ワンソニー(1つのソニー)ということでさまざまな技術をしっかり持ち寄った。秘伝のタレを惜しみなくつぎ込んだのが、今回のZ1だ」と、UX(ユーザーエクスペリエンス)を統括するクリエイティブディレクターの黒住吉郎氏は強調した。
ソニーならでは、という「秘伝のタレ」は、画像や音声処理などさまざまな場所に使われている。外観デザインにも徹底的にこだわり、完成度の高い製品となったことは間違いない。「Z1はソニーのフラッグシップ。同時に、あまたあるスマートフォンの中で、抜きん出たフラッグシップになることも目指した」とソニーモバイルの鈴木国正社長は自信を見せた。
「なるべく多く売っていきたい」
ソニーは2013年度にスマホを4200万台販売する見通しを明らかにしている(前期は3300万台)。この目標を達成できるのかを尋ねると、「国ごとの数字などはキャリアーとの関係もあり明らかにできないが、なるべく多く売っていきたい」(鈴木社長)と応じた。
実は、ソニーグループにとってスマホの重要性は、これまで以上に増している。ソニーはスマホに食われる製品をたくさん持っているのだ。たとえばビデオカメラの今期販売見通しは250万台(前期370万台)、デジカメは1250万台(前期1700万台)、パソコンは620万台(前期760万台)、携帯ゲーム機は500万台(前期700万台)という具合だ。主力製品が軒並み急減していく。そうした中で、スマホの台数成長に全社の命運が掛かっているといっても過言ではない。
ソニーモバイルは高級機からミドルクラスまでをラインナップしており、まずは中国を除くアジアと欧州でのシェア拡大を目指している。その後は、中国や米国でもシェアアップを図り、「確固たる世界シェア3位」(鈴木社長)の早期達成を狙う。
しかし、ライバルは多い。現状はサムスン、アップルに続くメーカーはLGエレクトロニクス、レノボ、ZTE、ファーウェイだ。特に中国メーカーの躍進が著しい。黒住氏は「携帯電話の新しい技術の発信地といえば2002年の時点ではi-modeの日本だった。その後、欧州に主力が移り、今はアップルやグーグルなどが全盛。それに加えて、中国の重要性も増している」と指摘する。
強みをもっと強く、「奇策はない」
「中国のオッポ、シャオミーなどの新興メーカーは侮れない。レノボ、ファーウェイなどもしっかりとした製品を作っていると思う。そうした中で3位を目指すのは容易ではない。奇策はないので、デザイン、テクノロジ、小型化といったこれまでの強みをもっと強くしていきたい」(黒住氏)。
注目されるのが周辺機器だ。ソニーは周辺機器として円筒型カメラ「DSC-QX10」「DSC-QX100」を発売するほか、ウェアラブルデバイスのウォッチについては他社に先行している。こうした機器はソニーのスマホ専用機ではなく、幅広いスマホに対応している。まずは特徴のある周辺機器を幅広いユーザー層に利用させることにより、ソニーブランドを輝かせる「ヘイロー効果(際だった特長に引っ張られて、高い評価を与える認知バイアスのこと)」を狙うべきかもしれない。
つまり、優れた周辺機器を売り込むことで、Xperiaに振り向かせる作戦だ。具体的には、画素数が8メガピクセルに過ぎないiPhone5sに「DSC-QX10」「DSC-QX100」を取り付けるように宣伝をしていけば、結果的に、Xperiaにあこがれを持つユーザーが増える可能性はある。
ドコモがiPhoneの取り扱いを始めるほか、新興国市場にはアップルも力を入れ始める。競争環境が複雑化する中で、独自の個性を発揮し続けることができるか。それが「シェア3位」達成のカギを握っている。
http://toyokeizai.net/articles/-/19550
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