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スタバ、1000店舗達成の次は”全国制覇”!

――9月17日に国内1000店舗を達成した。今後の成長戦略は。

 8月にイチローが4000本安打を打ったとき「通過点だ」と言ったが、1000店はスターバックスにとって、まさに通過点だ。ここまで順風満帆にきたが、これから先が大変だぞ、という意味を込めて、昨年は「beyond 1000 store」(1000店を超えて)という社内メッセージを掲げていた。今後は一等地がどんどん埋まり、出店余地は減ってくる。基本的な商品構成は変えないが、それぞれの立地によって成立する店舗モデルを見つける必要がある。

 ビジネス客が多い都心部では11年から大きなテーブルを導入し、より多くの人が座れるように店舗レイアウトを2013-10-03-b001.jpg

見直している。外食業界で生き残るためには、新しく店を作るよりも、店を守っていくことが必要だ。改装投資には、新規出店にかかる2倍の資金を充てている。都心部以外以外でも、病院やサービスエリア、公園など様々な立地を開拓してきた。企業とのコラボレーションも開始し、999号店目の「四条葛野大路店」(京都市右京区)はメルセデス・ベンツの販売店に併設し、ドライブスルーも設けている。 

さまざまなタイプの店舗展開を推進

また、食べ物やコーヒー豆を販売せず、ドリンクも商品数を絞った「スマートストア」というタイプの店舗を展開している。昨年8月にオープンし た「東京ステーションシティサピアタワー店」や、今年4月にオープンした「グランフロント大阪店」などがそれだ。今 までは飲み物、食べ物、コーヒー豆など、全部が揃わないと「スターバックスじゃない」という感じだった。それでは今後のビジネスは広がらない。

――10月から実施しているエスプレッソコーヒーのキャンペーンの狙いは。

われわれの原点はコーヒーで、ブランドのコアだ(米スターバックスはコーヒー豆の小売から創業している)。秋になれば日本酒がおいしくなるように、 温かいコーヒーがおいしい季節だ。それもエスプレッソのようなコーヒーの原点である飲み物がおいしく感じる。パートナー(アルバイトや社員すべて)やお客様に対して、スターバックスとして何を伝えるかを考えたとき「秋になったらコーヒーだよね」というメッセージが大切だ。

今年はミルクを加え、専用のグラスで提供する「フォーム ドピオ エスプレッソ」という新しい飲み方を提唱する。また、今までAGF(味の素ゼネラルフーヅ)が小売店で販売していたドリップコーヒーも、10月からスターバックスの店舗で「スターバックス オリガミ」として販売する。

――都心部での出店には飽和感があります。今後の新規出店は郊外型のドライブスルーが戦略の中心になりますか。

郊外店舗の売り上げは好調だ。地方はクルマ社会なので、持ち帰り需要を獲得するために、ドライブスルーが必要となる。こうした設備を設けることで、通常より2~3割増しの売り上げがとれる。コストは相応にかかるが、現在は新規出店の半分以上がドライブスルーになっている。

――スターバックスだけでなく、「コメダ珈琲店」など、競合他社も郊外出店を進めています。ファミレスの顧客層を取り込む狙いがあるのでしょうか。

ファミレスや他社とバッティングさせて顧客をとってやろうとは思っていない。コメダ珈琲はシニア層がターゲットだが、スターバックスにはスターバック スのターゲットがある。われわれには、パートナーのサービスとお客様に愛していただける環境があるからこそ、1杯300円のコーヒーが成り立つ。

残る空白地の鳥取県でも出店地を探索中

――2月に島根県に進出しました。残る空白地である鳥取県の出店計画は?

物件があるから出店するわけではなく、人を育てないと店舗展開はできない。今、島根には人をたくさん送り、人材を養成している。店舗運営をしっかりできる体制を整えてから、山陰地方に店舗網を広げていきたい。鳥取で場所は探している。場所が決まってから出店するのに半年はかかる。年内は無理だが、来年にはやりたいと思っている。

――札幌丸井今井 (現、札幌丸井三越)から11年6月にスターバックスに移って2年が経過しました。

この会社は「リーダーシップ」という言葉を多く使う。全国の店長を集めた会議「リーダーシップカンファレンス」、米スターバックスコーポレーションにも店長を集めたリーダー研修がある。私は2.2万人のパートナーのリーダーと自覚をしている。同じように、店長にも20~30人のパートナーを束ねるリーダーという役割を果たすように伝えている。

――あらためて自身のリーダーシップをどのように考えていますか。

コーヒー業界やスターバックスのことなら、前からいる人のほうがよっぽど詳しい。どんなに頑張っても私はまだ表面的なことしかわかっていない。当社には「スターバックス ミッション」というひとつの拠り所があり、私以上にそれを理解している人がたくさんいる。そういった意味では、信頼して仕事を任せることができる。私のポジションはサッカーでいえば、ザッケローニや岡田さんなど監督のポジションだ。

――外部出身のトップとして、考えられているマネジメントのポイントは?

チームではそれぞれ役割や責任を持った人がいる。ただ、部下がどんなに優秀でも部門を越えて機能しなければ何にもならない。私が一番意識しているのは部門を越えたコミュニケーションだ。年に1回、各部門長を集めたオフサイトミーティングという合宿で「会社の全体をみよう」と問いかけ、皆で話しあって結論を出すという機会を増やしている。 

http://toyokeizai.net/articles/-/20812



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ブログパーツ [ 2013年10月03日 10:24 ] カテゴリ:日本ビジネス | TB(0) | CM(0)
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