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ドコモ、巻き返し策の実力!!

昨年11月の契約数が5年3カ月ぶりに純減となるなど、顧客獲得に苦しむNTTドコモ。巻き返しに向けて、1月22日に開催された13年春モデルの製品発表会では、スマートフォンやタブレットなど12機種の新製品を披露した。
フルHDディスプレイや大容量バッテリーを採用するなど、iPhone5(アイフォーン5)」に対抗できる製品をそろえた。
スマホ、タブレット、テレビを連携
加えて、ドコモはもう一つ顧客に訴える“魅力”も発表した。音楽や動画、ゲーム、物販を展開する独自サイト「dマーケット」の強化を見据えた新サービス「ドコモ スマートホーム」である。家庭内のスマホやタブレット、テレビを連携させて、どの端末でも自由にコンテンツを楽しめるサービスだ。
このサービスの目玉として専用のタブレット端末を用意した。Wi-Fiに対応する「dtab」(中国・華為技術 3月下旬発売)だ。追加料金なしで、dマーケットのサービスを利用できる。驚くべきは価格だ。9月末までのキャンペーンを利用すると9975円と1万円を下回るのである。加藤薫社長も「戦略的な価格」と胸を張る。
そして、テレビとスマホを連携させるのが、「Smart TV dstick」(8925円、3月発売)と呼ばれる製品だ。これをテレビにつなげば、dマーケットで購入し、スマホで見ていた映画やアニメをテレビで視聴できる。逆に、家庭のレコーダーで録画した映像をスマホで視聴することも可能となる。サービス利用には、Wi-Fi環境が必要なため、無線LANルーターも無償でレンタルする。
対応するデバイスを広げることで、家庭内でdマーケットの利用を促進するのがドコモの狙いだ。スマホの小さな画面ではアニメや動画は見にくいが、タブレットや大画面のテレビで楽しめるのは利点になる。
ただし、この新サービスがユーザーにとって“魅力”かと言えば、そうでもなさそうだ。
使い勝手に課題
現状では、サービスが急速に伸びていくのは難しい情勢。dマーケット自体が他のサイトより優位性があると言えないからだ。各サービスの使用料金を、月々の通信料金とともに支払いできる(キャリア決済)強みはあるが、ドコモの端末でしか利用できないため、使い勝手がいいとは言えない。ドコモの顧客流出が止まらないのは、こうした独自サービスの魅力をユーザーに訴求できていない、あるいは魅力を感じていないユーザーが多いからだろう。
もちろん、ドコモも手をこまぬいているわけではない。昨年末にはゲームやショッピング(物販)のサービスを開始するなど、dマーケットのコンテンツを広げている。今後も生活に関連したサービスに加え、ショッピング関連では旅行、ペット、教育分野なども拡充する方針だ。さらに、他社ユーザーにサービスを開放(現在はゲームのみ)することも検討している。
今回の「ドコモ スマートホーム」で、ユーザーがdマーケットをさらに活用できる環境は整った。今後はサービスを利用するユーザー数を増やすために、さらにコンテンツを広げ、いかに他社と差別化し、ユーザーに訴求していくかが勝負になりそうだ。
(東洋経済)
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