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ルノー・日産と三菱自、提携拡大3つの狙い!

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ルノー・日産連合と三菱自動車は11月5日、業務提携関係を拡大すると発表した。三菱自は、日産自動車と軽自動車での合弁事業を展開しているほか、乗用車のOEM供給などで提携関係にあるが、ルノーとの提携は、日産がルノー傘下に入ってからは初めてだ。

新たに進める業務提携の狙いは大きく3つある。

一つは、軽自動車をベースとした小型車のグローバル展開だ。軽自動車そのものは日本独自の企画だが、軽のような小さな自動車は新興国のエントリーカーとして需要が見込める。すでにスズキやダイハツ工業などの軽メーカーは、軽をベースに各国の市場に合わせて開発した小型車を、アジア新興国を中心に展開し、実績を上げている。

ルノー・日産は新興国の拡大に注力しており、軽ベースの車種を取り入れることでラインナップが広がる。また三菱にとっても、ルノー・日産と組むことで、自力では望めなかった軽の世界展開が見込める。

電気自動車の開発も強化

二つ目は、電気自動車(EV)での提携強化だ。普及型EVは現在、ルノー・日産と三菱自動車しか手がけていない。競合各社はEVの商品発表こそしているものの、本格展開は様子見を決め込んでおり、EVは市場の先行きが危ぶまれている。

とはいえ、ルノー・日産と三菱はEVに多額の投資をしており、おいそれとは事業を縮小できない。両者で技術開発や新車開発を共同で進めることで、投資を抑制しつつ、事業の継続を目指す。

三つ目は、ルノーから三菱へのセダンのOEM供給だ。北米向けの大型セダンと、中型の世界共通型セダンについて、ルノーが三菱に供給する。

開発リソースが限られている三菱は、スポーツ用多目的車(SUV)に資源を集中しており、セダンの開発には手が回らない。一方、ルノーは販売不振から稼働率の低下に喘いでおり、日産からの生産受託を拡大してしのいでいる。少しでも生産量を確保できるのなら願ったりかなったりだ。

規模が小さく単独での生き残りが疑問視される三菱と、積極的な提携戦略を進めるルノー・日産。その間には、たびたび新しい提携や買収説が流れる。今回の件に資本提携や役員派遣などは含まれていないというが、今後さらなる提携強化も予想される。

http://toyokeizai.net/articles/-/23452



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ブログパーツ [ 2013年11月06日 11:20 ] カテゴリ:日産自動車 | TB(0) | CM(0)
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