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三菱電機、ルンバ対抗の“逆張り”!!

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「ルンバ」に代表されるロボット掃除機が花盛りの掃除機市場だが、「サイクロン式」でも新製品の開発がまだまだ盛んだ。

1月28日、三菱電機はサイクロン式掃除機シリーズ「風神」の新モデルを発表した(写真は発表会の模様)。業界トップクラスの吸引力と軽量・コンパクトを両立させたのが最大の特徴だ。同社が掃除機開発80周年記念モデルに掲げる自信作で、「他社との横並びでなく、突き詰めた商品にしたかった。国内の掃除機シェアを飛躍的に上げたい」(三菱電機ホーム機器の秋山雄一社長)と意気込む。

これまでサイクロン掃除機は、吸引力や排気クリーン度の性能が重要視されてきた。最近は小型・軽量化モデルも人気を集めているが、コンパクト設計になるとフラッグシップモデルよりも排気クリーン度が落ちてしまう製品も少なくなかった。三菱電機の今回の新モデルは、これらの弱点を克服して性能とコンパクトさの二兎を追った、“究極”のサイクロン式掃除機を目指している。


旋回風速は新幹線のぞみ超える

開発チームが力を入れた点は主に3つ。

1つ目は吸引力と小型化の両立だ。心臓部となるサイクロンの旋回風速は、従来モデルの1秒間180回転に対し、新モデルは374回転まで引き上げた。これにより「新幹線のぞみを超えるスピード」(秋山氏)を実現。吸引力は99%以上持続し、業界トップクラスとなる。

設計も大幅に見直した。従来は1次旋回室と2次旋回室の2つを設けていたが、小型化には向いていない。そこで空気の取り込み口を複数設けて、サイクロン内を駆け抜ける主流の気流の後ろを副流が追い掛けて背中を押す、“追い風設計"を編み出した。これにより旋回室を1つに集約することが可能になり、飛躍的な高速化とコンパクト設計を実現できた。

2つ目が、排気クリーン度の高さだ。サイクロン部分とは対照的に、ゴミを集める集じん室の風速は低いほどゴミが舞い上がりにくくなる。モーター設計の工夫により、従来モデルの4分の1となる2m/sを実現した。これはたとえばライバルのダイソン社製モデルの26m/sと比べても明らかに低い。風が通るモーター室の前途に2種類のフィルターを設置し、ゴミの最終捕集力は99.999%ときれいな排気を実現した。これにより集じん室からのにおいも大幅に抑えている。

3つ目の軽量化についても、従来の4.9キログラムから3.8キログラムへと22%も軽くなっている。モーターフレームを鉄からアルミに変更し、1旋回室構造により本体設計もコンパクトになった。


ロボット掃除機も「しっかり検討」

サイクロン掃除機は、パナソニックや東芝、日立製作所、シャープといった国内勢に加え、イギリスのダイソンも人気を集めている。

しかし、三菱電機のシェアは「2ケタ%程度」(秋山氏)で上位には食い込めていない。今回の勝負モデル投入でどこまで挽回できるのか。新モデルの上位機種は市場想定価格が8万円で、月産2000台を見込んでいる。

掃除機市場全体に目を向けると、アイロボット社の「ルンバ」を筆頭にロボット掃除機の新製品が相次いでいる。三菱電機では、ロボット掃除機についても「しっかり検討している」(秋山氏)とするが、発売時期は明らかにしていない。横並びでなく、三菱電機らしいものを考えたい、とのスタンスだ。

(東洋経済)







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ブログパーツ [ 2013年01月28日 21:11 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(0)
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