HOME 韓国情報 韓国速報.com 韓国経済.com ビジネス情報.com
パナソニック社長 津賀一宏 3年連続赤字は許されない サービスでテレビの収益改善!!|ビジネス情報.com

ビジネス情報.com

企業ビジネスに関する情報を提供します。
ビジネス情報.com TOP  >  パナソニック >  パナソニック社長 津賀一宏 3年連続赤字は許されない サービスでテレビの収益改善!!


最新記事

パナソニック社長 津賀一宏 3年連続赤字は許されない サービスでテレビの収益改善!!

2013-02-03-b002.jpg

2年間の赤字が約1.5兆円に上る見通しのパナソニック。国際家電見本市(CES)で基調講演を行ったトップに展望を聞いた。


──巨額の赤字の中、CESの基調講演を引き受けた狙いは。

赤字とCESの基調講演をやるかどうかは関係ない。いま業績が悪いことは事実だ。だが、パナソニックがどこに向かい、強みの源泉をどこにつくるのかを考え直し、社内外に発信するよい機会だ。


──基調講演で伝えようとしたメッセージは。

米国では「パナソニックはテレビメーカーで、テレビ事業で苦しんでいる」という単純な見方をされている。社内にも家電メーカーという意識があるが、売り上げに占める家電比率の実態はもはや3分の1だ。パナソニックとは何かを正しく伝えなければならない。基本は人の暮らしにフォーカスを当て、エンジニアリングで実現してきた会社だ。家電ではない、車の中や飛行機の中、サービス業でも貢献できる。ただ、家電が強みであることは事実だ。テレビが赤字だからやめてBtoB事業だけをやるというメッセージではない。


──CESで4Kの有機ELテレビを発表した。商用化のめどは。

有機ELテレビは小型では実用の域にあるが、大型ではまだ技術開発が必要だ。われわれは開発を始め6~7年たち、非常によい画質の4Kの有機ELテレビを発表できた。いつも韓国に技術で負けていると言われるので、そんなことはないと見せたかった。家庭用テレビとしての商用化は、コスト競争力で液晶に勝てるようにならないと投資に踏み込めないため、まだ早い。まず業務用ディスプレイから商用化を始めたい。


──テレビ事業の収益改善策は。

決め手はまだ見えていないが、テレビを活用したサービスは不可欠だ。米国の消費者は有料コンテンツサービスにカネを払い、ハードを安く買う。一方、日本の消費者はハードにカネをかけ、番組を無料で楽しむ。世界の流れはサービス重視で、収益を改善する可能性も一番大きい。


──年頭所感で「反転攻勢の年」と発言したが、今年の目標は。

2年連続で大きな損失を出しているので3年連続は許されない。黒字はボトムラインだ。この6カ月間、改革を打ち出してきたが、業績はスピード感を持って向上できていない。私がやるべきことは、パナソニック全社のマクロな姿と、ミクロな各事業をつなぎ、強みをどこに向けるかを“見える化”することだ。この点はタブーなしでやり、かなり進んだと思う。ただ、本当に社内の隅々まで改革の気持ちが浸透したかといえば、まだ不十分だ。

(diamond.jp)







関連記事
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
ブログパーツ [ 2013年02月03日 10:55 ] カテゴリ:パナソニック | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

検索フォーム

スポンサードリンク
人気記事
カテゴリーメニュー
韓国芸能 人気カテゴリー&ページ